京都にて
まぁざっくりいえば、小さな家出みたいなものです。
読み返すと2か月スパンでケンカしてるみたいだけど、今回はちょっと長めなうえに連休があり、私はどうしたらいいか悶々としてしまいました。仕事したくても日祝はメインで使うシステムが稼働していないためなんも出来ずだったし、いつ「揉んで」って言われるかと思って朝から化粧して待機してたんだけどね。
さすがに最終日は諦めて出かけました。というか気分は「探さないで下さい」状態で、とにかくこの閉塞感…感要らないや、待ち続ける閉塞した空間から逃げ出したかったのでした。
関東出身なので修学旅行は京都奈良でした。そのあと神社(というか古事記)にハマって30の頃に再訪して以来、割とコンスタントに来ています。神社にハマったのに今回は東寺と三十三間堂という曼陀羅DAYでした。
なんでしょね、私は仏の道にはあまり興味がないのですが、こうやって仏像と対峙し安らぐ心があるのです。もしかしたら、凛とした空間が好きなのかも知れないけど…。
東寺から三十三間堂まで歩きました。三十三間堂からまたさらに北へ上がり(徒歩)八坂神社まで行って帰って来ました。
鴨川が、秋の風を吹き流していました。
見上げればウロコ雲。日傘も差さずに歩く事に躊躇なくいられる気温でした。
腐る私は、ぐるぐる巡るトゲのような言葉を何度も反芻して涙ぐみ、新幹線を見た途端「帰りたい」という気持ちが抑え切れず土手でうずくまりおいおいと声を上げて泣き出してしまいました。
ひとしきり泣いて、フッと軽くなって、何も変わらないけれど少しだけ気持ちが晴れて。ウレタンマスクに染み込む涙が気持ち悪かったけど、それもいつしか乾いてしまいました。
八坂神社は門前近くのお店に用事があって行きました。用事済ませて早々に退散してしまったのですが、たった数時間でも外に出るのはいい事だなぁと思いました。
バイトの話 3
工場バイトから帰って風呂入るんでパンツ脱いだら、ゴトって何かが落ちる音がしました。あ、インラビにしてるピアスのビーズが落ちたのかと瞬時に思いました。部屋はフローリングなのでビーズはだいたい転がるんだけど、そういった転がる音はしませんでした。んんん???と思ってしゃがんで落ちたピアスを見てみると(暗がりで脱いだのでよく見えてなかった)、リングとビーズがくっついたままの状態でした。
大事な事だからもう一度言います。
リングとビーズがくっついたまま、です。
リングタイプのピアス外すときは普通、リングを止めるビーズ(キャプティブビーズ)をリングから外してからじゃないと、外れません。
なのに。パンツ脱いだら落ちてきたのはキャプティブビーズがくっついた状態のリングでした。
えええええええええええええええ
そういやバイト中座ると痛かったなーって思い出して。普段座った時に、ピアスポジションが悪いと圧迫してアソコが痛かったりするんだけど、それとは違う痛みがあって。座ってやる作業を「腰が痛い」とか言いながら立ってやらざるを得ないほど圧迫すると痛かったのでした。
落ちたピアスを見て、ビーズとリングがくっついてるのを見て、痛かったのを思い出して、
じゃあインラビはどうなってるのよ!
まるで知恵の輪のように私のアソコから抜け落ちたリングは!なんなの!もしかしたら今は見えてないからわからないだけでもしかして大惨事…??そういやバイト終わる少し前に「あれ、生理きた?」って思った(察して)から、もしや…。恐るおそる、足を開いて覗き込んでみると。
ホールは無事でした。インラビはいつもと変わらない状態でした。
えええええええええええええええ
ピアスはビーズを外さなくても取れるものなの…???バイト行く前にパンツ履いた時はちゃんとぶら下がってたんだよ…??どうして…?リングが変形してビーズが外れやすくなってたわけでもなく??色々理由考えてみましたがわからない上に、何よりこのちょっと力入れて「えいっ!」てやらないと外れないビーズとリングに、インラビの肉がどうにか挟まって挟まって挟まってするりと抜けた、という『状況から判断する現実』がめっちゃ痛そうで怖くて、再度、えええええええええええええええと叫んでしまったのでした。
バイトの話2
バイト先の工場にはアルバイトの女子高生が数人いるんだけど。
そのうちのひとり、長く働いていてベテランなコが、更衣室でその姿を見かけて驚いた。まだ彼岸前だっつーのにもう紺色の長袖セーターを制服(学校のね)のシャツの上に着てたので。
確かに今日は夕方チャリ漕いでて思わず「うっわさっむ!」って言っちゃったけどね。セーター着るほどでもなかろう…。
在宅勤務は暇じゃないんだ
確かに仕事の合間に洗濯は出来る。一人暮らしだからさほど干すのに時間もかからないから、始業前に洗濯機回し始め、ピーピー呼ばれたら干すけど5分もあればデスクに戻って来られるわけで。
それを「ヒマなのでは」と勘違いされているフシがある。気がする。
トイレが長丁場になりそうならトイレにパソコン持ち込んでメールしたりもしてるし、昼休み中も仕事してたりしてる日もある。
定時で終わらせるために時間のやりくりをしていて、そこに家事も加わっているだけで、「事務所でしか出来ない事が多いからヒマになった」なんて事はほとんどない訳で。
勤務中に洗濯物干すのと、二日酔いで通勤して午前中がほぼ使い物にならないのと、どちらが時間を有効に使っているのか?と思ったりする。
だから普通に疲れるし、仕事したくないなーつて思う日もある。利点は電車に乗らなくて済むこと、化粧しないから肌がきれいだってこと。あときっと、布団干すおうちも増えただろうと思う。だからといって家事が片手間で出来る事だとは言ってない。
上手く時間を使えるとすごく便利だ、ということだ。
バイトの話 その1
工場でバイト始めました。数時間、数日ほど。
トレーナーが休憩に行ってしまうと、まだ1人でライン任せられないから、という理由からライン止めて椅子を降り、近くの空き地で黙々とダンボール組み立ててる。所在無さ気にキョロキョロしながら。
40後半にもなってこんなところでなんもできない新人として扱われている。そう、私はここではまだ使い物にならないのだ。その感覚が凄くて、ダンボールにガムテープ貼りながら、「使えない私」を味わっている。女子高生にすら敬語使って教わってるんだよ。
自分は色んな経験値持った上で「今ここにいる」のかもしれないけど、そんなものはここでは通用しない、ってのを目の当たりにしている。それは絶望感ではなくむしろ恍惚とした自虐的な快楽に近い。何も知らない私を、私が愉しんでいる。
めんどくさいと感じたんだけど。
少し前に働いていた飲食店のお客さんから
「ランチとか飲もうとか考えてないけど(コロナ関連で)、お土産(恐らくお盆でどこか出掛けた時のもので、食べ物らしい)を渡したい。道端で渡すだけでもいいので」
と言われ続け、それまでお店辞めてからも個人的に飲んだりランチしたりもしてたんだけど(各一度きりですが)、突然めんどくさくなった。
私が「買ってきて」と頼んでないものを押し付けるために、そのためだけに!、化粧させて普段着からオフィスカジュアルに着替えさせるのか!と思ってしまった。しかもお盆明けから毎日「いつならいい?」と言われていて、そういう畳み重ねていくところが面倒くさくなったのだ。
今までも全く男性としては興味なく、その代わり、身なりきちんとしてるし礼儀正しいし間違っても酔って私をお前とか言わないから「完全なるお友達」として辞めた後も接しようと思っていたけど。
もう「お客さん」という繋がりを持たなくていい生活になったんだから、付き合いだって私の好き嫌いで決めていいはずだと思う。思うじゃなくて、それでいいのよ!
diary 20200811
えっ、そんな空けてたのか。
色々心境の変化はまた後ほど。